永谷山 円通寺
みぎにひだりに、広がる田畑を通り抜け、山沿いに広がる円通寺
もみじの季節には、みどり色から赤らめる紅葉色がひろがる
駐車場からまずはまっすぐに進む
仁王門
山門の両脇には、増長天と持国天が祀られており、とっても立派な姿を見ることが出来る
両脇に植えられたもみじから伸びる枝は、目先まで垂れ下がり紅葉狩りしやすい高さ
もみじをくぐるように進むのが楽しい
方生池
山門を過ぎるとさっそく池があり、橋があり、もみじが本堂へ導くように並んでいる
見どころのひとつ
仁王門を過ぎて、右側に立派な紅葉があります、大きく枝分かれしたところから覗いた景色
この景色は、よそのどこかかと思われる景色
広い池が、しげる紅葉に覆われて、迫力を感じることが出来る
立ち止まってしまう橋から覗いた景色
橋の両側には足音が響くのか、数匹が鯉が寄ってくる
池を渡り、整然とされた階段を進む
もう、ドコを切り取っても楽しい
鐘楼
正面に本堂が見え、小走りしたくなると思いますが、戻り鐘にならないように、まずは、ひと撞きしましょう
鐘の突き方
お参りの後に鐘を撞くと、「戻り鐘」といい、煩悩や苦しみを連れて帰ると言います
① 心を落ち着けて、合掌一礼します
② 静かに一度つく
③ 合掌一礼してさがる
鐘はお参り前につきましょう
本堂 施無畏殿
入口に土間がある珍しい造りで武者隠しの目的があると言われている
施無畏(せむい)とは、観音様の別名で、「人々の悩みや苦しみを取り去り、幸せに導いてくださる」という意味がる
ご本尊は、秘仏 如意輪観世音菩薩
1382年の円通寺開山に合わせて、後小松天皇が南北朝の合一を祈願し、「一刀三礼」自らお彫りになったものを下賜されたもので、50年に一度御開帳されている
躍然遠挙の碑
第40代の和尚の功績を称え、友人でもあった山岡鉄舟から揮毫されたそうです
水琴窟
本堂右側には、水琴窟があり、キレイで涼しげな音を楽しむことが出来ます
竹の筒に、静かに耳を傾けてください
本堂裏
本堂の裏にもぜひ足を運んでください
タブノキ(樹齢300年)とイトザクラ(樹齢200年)の手前に紅葉があったので、思わずピントを合わせてしまいました
円通寺は、春の桜もきれいですので、春にもお参りに来たいですね
三如来堂
本堂の左側にあります
お堂の右となりに、納経所があります
納経やご朱印の授与は、こちらにお立ち寄りください
タイミングにより、お話を伺うことも出来ます
この日は朝霧が濃い時で、「もう少し早く来れれば、朝霧が本堂前にも発生していて、きれいでしたよ」と伺いました
ちょっと残念でした
円通寺大杉
山門を過ぎて右端にあります
樹齢700年で加茂神社のご神木
みどころは尽きない…
円通寺のゆうてえやあ
お帰りの際、山門を過ぎてそのままますっぐ下ると、トイレがあり、散策し小腹が空いたなら、ちょっとしたものが用意されています、せっかくなので、よければ召し上がってみてくださいね
駐車場からも近く、目線まで下がった紅葉をたくさん見ることが出来ます
とても散策しやすく、琴、池、鐘、橋、大木など紅葉と合わせてみることができ、思い出にも残りやすい
いったい、どこの紅葉で足をとめましたか?
ごゆっくり参拝してくださいね