黒井城跡から雲海の眺望
正面の山から登る太陽が望めるます
日の出が山からひょこっと出てくるところを見たかったなぁ
登頂撮影時、7時16分の様子
黒井城跡
ここは、黒井城の別名を保月城とも呼ばれており、城跡の最上段の最奥
見下ろすと丹波の田畑がカラフルで、とてもきれいです
ここは、本丸跡フロアにある広いスペース
見晴らしのいい場所
こちらは、日の出の逆方向の端です
(雲海が晴れた後の景色です)
黒井城跡
築城1334-1338年
城主 赤松筑前守貞範(あかまつ さだのり)
筑前守(ちくぜんのかみ)の築をとって築→月と改め、保月城と言い変え、愛称として保月城(ほづきじょう)と呼ぶそうです
2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」のエピソードでも登場した城
夕日っぽく見えるかもしれませんが、朝日です
雲海の上までの道のり
山道に慣れていない方は、慣れない山道が続きます
ルートは2つ
「なだらかコース」
と
「急坂コース」
急坂コースは、急斜面を登るイメージで、想像通りかなり疲れます
なだらかコースは、傾斜が緩やかな道ですが、疲れないということはありません
おすすめの選ぶべきコースはやはり、なだらかコースです
どちらもおおむね、40分程度の道のり
獣除けの鍵付きの扉が2か所あります
必ず、扉を閉めて進んでください
熊の出没もあったそうです
獣とは主に、イノシシやシカ対策です
扉は閉めにくいですが
毎回必ず、閉めてください
周辺地域の方は、日課のように登られるそうで
朝日を拝むとすぐに下りられるようです
そんな方々に伺うと、70歳前後の方々で
通算8000回の登山を達成された方もいらっしゃるとのこと
負けてはいられません。。。
登り始めると、岩や木の根が張り巡らされた山道を進みます
足元を確認しながら進みましょう
谷側の木々を手すり代わりにするのは危険です
足元にある、岩や木の根をつかむつもりで進むのがよいでしょう
今日は雲海がでているか?
雲海を体験したいという方には、重要な要素ですよね
雲海を触ることができるか?
そう言われると、触っている感覚はありませんが、雲海に包まれることはできます
一段下の赤門の周辺では、足場も安定していて広さも充分なので
少し降りて体験するのもよいでしょうし
城跡まで登って雲海を見渡し、また雲海を見下ろすのも
素晴らしい景色に出会えると思います
雲海の発生条件
観光案内所さんからは
「天気がよければ、大丈夫ですよ」
と教えてもらいましたが、発生条件はどこも大体同じ
前日は湿気を残す天候で、翌日の天候は快晴が好ましい
雲海の下は、湿度と気温の関係でゆっくり動いているそうです
画像の日は、ほぼ動いていなかったので「雲海が濃かった」という表現でした
ほぼほぼ黒井城跡の近辺まで来ると、
高速道路の高さ程度で、道路に「霧」が発生しています
僕の場合
大阪から車で伺いました
道中、高速道路(舞鶴若狭自動車道)を走っていると
途中から霧に包まれました
12月に入ると車道が凍る危険があります
興奮せず、減速を心がけて進んでください
スタッドレスタイヤでの走行がよいでしょう
訪れたこの日、雲海が晴れてきた(なくなって消えた)のは
赤門付近で9時30分ごろでした
毎日のように登っている方々からは、なかなか無い雲海の濃さだったと聞きました
雲海の上まで登って、見下ろすポジションで楽しむことができます
登山途中、雲海の中を登ってきますが、前が見えないという濃さではありません
気が付かないかもしれない濃さです
黒井城跡の標高は、356m
約40分で登ります
竹田城との違い
天空の城として先駆けた竹田城は、黒井城から近くにあります
黒井城跡から車だと1時間くらいです
竹田城の場合は、竹田城から雲海を楽しんでもいいし、
向かいにある立雲峡から竹田城との間に発生する雲海を楽しむのもいい
竹田城からの眺望を楽しむ場合は、アスファルトで整地された道を進むので、道中は歩みやすい
立雲峡から望む場合、もしくは立雲峡テラスまで登るとなるとその道のりは、黒井城跡の比ではない
おすすめの持ち物
タオル、ドリンク、スマホ、クマよけ鈴
ドリンクは、駐車場横の小屋前に自動販売機があります
ひとり1本はあった方がよいでしょう
カメラは、正直スマホで充分です
強いてゆうなら、充電池を一つ
あれば便利なアイテム
トレッキングシューズ
スニーカーより生地がしっかりしている
防水生地で足首のホールド感がある
トレッキングポール
杖というよりは、しっかりしていて軽いステッキ
クマよけ鈴
地元の方は、ほぼリュックにつけています
音色はそれぞれです
立ち寄り情報
近くにある道の駅といえば、「道の駅 丹波ばあちゃんの里」
観光案内所で、黒井城跡で楽しめる情報収集をしてみてください
黒井城跡では、ドローン規制がまだなく、雲海発生時など鳥瞰図を楽しむことができるそうです
観光案内所でドローンのレンタルができるそうです
ご興味あれば問い合わせてみてください
また、最近は定番となった、カラフルなお城印が用意されていたりします透明なセロファンなので
黒井城跡からお城印越しの、雲海越しの朝日
なかなかの見ごたえある景色になるのではないかと、帰ってきてから思いました。。
また、道の駅周辺で採れた農家さん持ち込みの野菜など販売所もあれば、レストランも併設されています
ジェラートは、どれだけサブくてもいただけますよね
ぜひ、道の駅丹波ばあちゃんの里にも立ち寄ってみてください
駐車場も広いですよ
アクセス&駐車場
〒669-4141 兵庫県丹波市春日町多田
注意
登山口近くまで民家があります
民家の駐車場には止めないこと
駐車場
登山口広場前に10台程度の駐車場があります
最奥までに数か所の駐車場があります
奥まで入る手前に数か所駐車場スペースがあります
深夜から早朝にかけて訪れる場合
登山口に入るまでは、会話しないように心がけましょう
ヒソヒソ声での会話は近隣住人の方には特に耳障りです
控えましょう
自動販売機
登山口前の建物横に自動販売機があります
ドリンクは一人一本持っていきましょう
ゴミは自宅まで持ち帰りましょう
トイレ
最奥駐車場の山手側にあります
登り始めると、どこにもありません
ここでスッキリして登りましょう
電車ルートもあります
JR福知山線 快速篠山口行 丹波篠山口駅乗り換え
JR福知山線 各停福知山行 黒井駅下車
JR黒井駅から徒歩15分程度で登山口広場まで
黒井駅 福知山方向 時刻表
始発6時17分発
終電23時46分着
2025年1月現在
2025年1月1日の日の出の時間は、7時8分
ゴザがあれば6時間くらい過ごせますよね
問い合わせ先
丹波市観光協会
電話 0795-70-3501