白鬚神社
白鬚神社
白鬚神社(しらひげじんじゃ)
創建 紀元前4年ごろ 倭
姫命によって社殿をご創建したとされる
ご祭神 猿田彦命(さるたひこのみこと)
琵琶湖湖畔に立つ鳥居が特徴的で、雑誌でもよく紹介される。
琵琶湖の周回ドライブの際には特に目につく。
夕刻には、琵琶湖に沈む夕日が朱色を演出し、鳥居がとても映える絶景のスポット。
白鬚神社の参拝と周辺情報をご案内したいと思います。
白鬚神社の由来とご神徳
由来
ご祭神の猿田彦命は、天孫降臨の際に先頭に立って道案内をされたことから、導き、道開きの神とされています。
また、白鬚神社に祀られている猿田彦命は、白髪で白ひげを蓄えた姿をされていることが由来で、白鬚神社とされ、長寿の神様である。
ご神徳
白髭神社は古くから、延命長寿の神として参詣されており、縁結び・子授け・福徳・開運・攘災招福(じょうさいしょうくふ:厄を祓い福を招く)・商売繁盛・交通安全など導き、道開きの神として信仰されている。
なる子まいり
9月5日、6日の秋季大祭には、なる子まいりという神事があり、数え年2歳の子供に神前で呼び名を授け、その名前を3日間呼ぶとその子供は、無事な教育と延命長寿の加護を受けられるという。
参拝の唱えことば 運気上昇
祓え給ひ、清め給へ、守り給ひ、幸い給へ
読み
(はらえたまい、きよめたまえ、まもりたまい、さきわえたまえ)
意味
お祓い下さい、お清め下さい、お守り下さい、幸せにして下さい
参拝の仕方
二礼、二拍手、唱えことば、一礼
これは、白鬚神社のことではありません。
参拝と駐車場
駐車場
国道沿い、湖中の鳥居が見えると、すぐ反対側に駐車場があり駐車はしやすく、駐車場としても充分広い。
無料です。
御本殿
豊臣秀吉の遺命を受け三男秀頼公の寄進により、1603年に建立された。
現在では国の重要文化財。
屋根は檜皮葺(ひわだぶき)の屋根は、古来の伝統工法。
屋根を見ているだけでも歴史を感じます。
御祈祷は、朝9時から夕方5時まで受けられます。
(冬季は夕方4時)
上の宮
駐車場のすぐ横に末社の若宮神社があり、その横の階段を上がり参拝する。
本殿の後ろ、石段の上に10社祀られてあります。
とても目を引く白鬚神社の鳥居
現在の鳥居は、
1937年に道修町(どしょうまち:大阪市)の薬問屋小西氏によりこの伝説の鳥居を寄進され、1981年に再建されたもの。
1280年に描かれた
「比良荘境相論絵図」に鳥居が描かれているが、陸地に描かれてあり、現在はご覧の通り湖中にあります。
琵琶湖の水位上昇によるものではないかという話が伝説として伝えられ、小西氏により寄進されました。
さて。
白鬚神社の駐車場にクルマを停めると、国道を挟んで琵琶湖があります。
国道を渡ると、琵琶湖側に少し降りる階段があり、階段に腰を掛けてゆっくり鳥居を眺めることができます。
訪れたこの時は、カヌーやサップをたのしんでいる方が、鳥居周りをクルクルたのしまれていました。
※ サップ:Stand Up Paddleboardの略でボードの上に立ってパドルを漕いで進むスポーツ
※ このスポーツは、神社のアトラクションではありません。
※ 鳥居に触れるなどで傷がつき、神社側は非難されているそうです。
兎にも角にも、まず国道を渡れない
出来るだけ近くまで寄りたい。
という思いは国道に阻まれます。
信号がないため、クルマの走行が途切れるのを待たなければなりません。
画像では、クルマが止まっているように見えますが、ビュンビュン走っています。
琵琶湖沿いの道は信号があまりなく、
直線で、なかなかのスピードで走行する車やバイクが多い。
クルマはすぐには減速しません。
少し途切れるまで待ちましょう。
階段を降りると、正面に鳥居を望むことができます。
真正面からなので、2本の鳥居の脇にある、前後の控え柱が見えない。
なんか、ちょっと残念。
撮影の際、クルマには充分に気を付けてくださいね。
白ひげ十割そば
さてさて、お腹がすきました。
白鬚神社に着く少し前。
みませんでしたか?
白ひげ十割そばの看板。
こちらも広い駐車場でとても入りやすい。
なぜかというと、
観光バスがズドーんと入ってくるため。。。
階段を上がると、バルコニーになっているところがあります。
食後、琵琶湖の眺望を楽しむのに
少しウッドチェアに腰を掛けのんびりしていました。
店内は結構広い。
店員のお母さんたちがひっきりなしに、お蕎麦を運んでくれています。
お客様がお帰りあとの食器とテーブルの清掃も、手早くされます。
そんなに待つことなく料理は運ばれてきました。
おすすめ料理
こちらでのオススメはお蕎麦と鯖寿司。
鯖寿司セットがあります。
なかでも、メガざるそば!
かなりの量があります。
お蕎麦はおいしいし、店内からの眺望もよいのでお勧めしておきます。
アクセスマップ
白鬚神社 520-1122 滋賀県高島市鵜川215番地
クルマの場合は、京都東ICから国道161号線で40kmほど
電車の場合は、近江高島駅からタクシーで5分ほど
周辺情報
白ひげ十割そば
しらひげ食堂
メタセコイヤ並木
ゆうてえや
白鬚神社の参拝は駐車場も広く足元も安定している
鳥居を見る際、国道を渡るので充分注意が必要
駐車場は無料
白鬚神社のひげの字。
鬚と髭という字がありますが、白鬚神社と書きます。
長+彡+須=鬚 です。
おすすめのランチは、白ひげそばです
ちなみに
私の名前の歩彦の「彦」の字は、猿田彦命さまから一時いただき名付けました。
みなさまに、縁を結び、福徳開運を長くに渡り、お届けしたいと考えております。
きっかけは、白鬚神社の参拝です。