弘法大師空海によって開基された
尾道水道を眼下に眺める
尾道の景勝地でもある
![千光寺](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
千光寺
![千光寺 本堂からの眺望](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
尾道水道を見下ろす絶好の場所に建てられた、
真言宗のお寺。
岩山に本堂などがギュッと建てられているので、
参拝でまわる境内の通路は狭い
しかし、それで充分な広さかもしれない。
行き交うことが出来る通路のほとんどの所から、
尾道水道を眺めることが出来る。
見渡す限り尾道ブルー一色のその眺望には見とれるばかり。
画像は本堂前からの一枚
こちらからの見渡しもいいけど
狭い千光寺にはギュッと詰まった
ビューポイントが他にもいーっぱいある。
![千光寺 梵字岩休憩所からの眺望](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![千光寺 鐘楼ヨコからの眺望](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
山沿いに建てられた千光寺は、山を切り開くことなく
斜面に沿って作られているので、境内は横に細長い。
尾道水道はどの場所からも眺めることができ、
尾道ブルーもどこからでも堪能できる。
千光寺に参拝されたのであれば、
景色もぜひ巡っていただきたい、千光寺のアレコレをご紹介。
鐘楼
![千光寺 鐘楼越しの尾道水道](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
千光寺の境内からはどこからでも見えるのが
尾道水道と尾道ブルー。
玉の岩
本堂と大師堂の間にある巨岩
巨岩のてっぺんには、丸い何かが置かれている。
本堂の横にある、
護摩堂に数段の階段をのぼり参拝してみてください
振り返ると、
玉の岩越しの尾道水道の眺めがが素晴らしいですよ。
![千光寺 護摩堂から望む玉の岩と尾道水道](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
むかし昔のおはなし
玉の岩には如意宝珠(願いを叶える珠)が掲げられており
夜には海上を照らすほどで、
漁師たちの目印にもなっていたそうです。
玉の噂は異国まで広がり、
その噂を聞きつけた皇帝はその玉を持ち帰れと命じた。
皇帝の配下たちは、様々な困難を乗り越え、
ようやく手に入れた如意宝珠。
しかし、持ち帰る際に海に落としてしまい、
玉はいまも深い海に沈んだまま。
玉の浦という地名は
この話にちなんでつけられたそうです。
光がなくなって困ったのは漁師たち、
光る玉の代わりにかがり火を点けたそうです。
今では、電気で光る玉を点けているということ
現在でもその伝説にちなみ
烏帽子岩の「玉の岩」として呼ばれ、
尾道の象徴とされています。
![千光寺 奇岩 三重岩](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
くさり山(石槌山鎖修行)
![千光寺 くさり山(石槌山鎖修行)](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
本堂の裏手にある、くさり岩では修行体験ができる。
奉納料1(大人100円、子供不要)を納めて
鎖を手に岩肌を登っていきます。
登るといっても、山頂までは下から見える範囲。
![千光寺 くさり山(登頂)](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
この祠まで来れると頂上
しかし、頂からの眺望は、
登った甲斐がある見渡しが待っている。
![千光寺 くさり山頂上からの展望](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
下山するには、
三十三観音堂を経由しなければならないため
修行されない方がいる場合、
待ち合わせは少し下った三十三観音堂で
合流するのがよいでしょう。
![千光寺 巨木くすのきが目印](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
三十三観音堂
![千光寺 三十三観音堂](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
関西2府5県にわたる西国三十三観音巡礼
千光寺では、観音菩薩が33体祀られてあり、
33霊場を巡拝したのと同じ功徳が授かるとされています。
お堂の正面には大きな数珠がかけられてあり、
お数珠を回すたびに、カチカチと音が鳴ります。
煩悩を消し、観音様のご加護を授かりましょう。
鼓岩(つづみ岩)ポンポン
![千光寺 鼓岩(つづみ岩)](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
千光寺第二の巨岩は、昔話ではなく体験できる巨岩。
ポンポン岩と呼ばれ、
大阪城築城の際に献上予定だったそうで、
くさびなど掘削の跡があります。
そんなポンポン岩を用意されている槌でたたくと、
ポンポンと音がします。
大きい音ではありませんが、岩にべたっと座り、
尾道水道を眺めながら
鼓岩をポンポンと叩くと、
良い思い出にもなと思います。
岩肌はザラっとしているものの、
滑り落ちないように気を付けてくださいね。
アクセスマップ
千光寺に参拝すると、
尾道ブルーはどこからでも見ていて気持ちがいい。
![千光寺からの眺望](https://icango.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)