高野山真言宗 別格本山 金剛山寺 矢田寺
大海人皇子(後の天武天皇第40代)が壬申の乱において、弘文天皇第39代 叔父)と皇位継承紛争で勝利祈願のために矢田山に登り祈願され、勝利する。即位後、智通僧上により675年に開基される
満米上人により地蔵菩薩が安置され、地蔵信仰の中心となった
日本最古の延命地蔵菩薩が安置されています
別名あじさい寺と呼ばれ、60種類1万株のあじさいが植えられている
あじさいの名所として西日本2位に選ばれ、1300年超の歴史には誰もが耳にしたことがある方々が名を連ねる
回遊式 あじさい大庭園
ご本堂の前に、回遊式 あじさい大庭園を楽しむことができる広い庭園がある
石畳を添えられた小道をゆっくり進むあじさい庭園
背の高い木々に囲まれながら周遊するので、天候の良い日でも上り下りが涼しく感じる
少しづつ登って行く、途中、あじさいに囲まれた広場に休憩用の長椅子のこしらえがあり、休憩を撮りながら、順序に沿って今度はゆっくりと降っていく
上下左右のあじさいを眺めながら、順序に沿って進んでいくと、最初の入り口に戻ってくるという回遊式になっている
ここまで戻ってくると、いくつか用意されている長椅子に座ってひとやすみ、トイレもすぐそばにあります
あじさい大庭園展望台 花のテラス
入口まで戻ると、休憩用のテーブルチェアがいくつかあるので、一休みできます
みなさんで撮影した写真を見せあって、実漏れたところがないのかのチェックしてもいいですね
トイレも近くにあるので、小休止にちょうどいいかもです
さて、トイレのほんの先に花のテラスが用意されています
序盤の沢を登って行くところを上から見下ろすことができるテラスでがあります
すばらしい眺望なのでオススメしておきます
あじさい見本園
回遊式 あじさい大庭園の向かいには、境内に植えられているあじさいの見本園がある
回遊式 あじさい大庭園を散策する前に、どんな紫陽花があるのか見て回るもの楽しみの一つ
矢田寺 案内図
案内図の右側から登ってきて、大門坊と念仏院に挟まれた石畳を進み本堂を挟み、階段を上がり、長い参道の両側に、北僧坊と南僧坊があり
矢田寺は、本堂と4つの寺院で構成されています
本堂の裏に、焔魔堂と弘法大師 八十八ケ所霊場参詣道があります
回遊式あじさい大庭園と見本園はその中間に広がる
特に参拝する順所はないということですので、あじさいも含めて、ゆっくりと参拝しましょう
本堂
ご本堂から裏側に回ると四国八十八ケ所霊場めぐりに続きます
閻魔堂
弘法大師 八十八ケ所霊場参詣道
1周約4.5km 1時間30分程度の道のりです
獣除けの柵がありますので、開けたら締めて戸締りをして進んでください
北僧坊
こちらでは、ご朱印や授与品をいただくことができます
境内で飲み物をいただいたり、奥に上がり、カレーライスをいただくことも出来ます
カレーライス
お堂にあがる機会もなかなかない、貴重な体験のように思います
矢田寺境内でいただける飲食はこちらのみのようです
とっても広いスペースに間隔をあけてテーブルや椅子が用意されています
グループの人数で、場所は変わるようです
とってもおいしいカレーでした
オススメしておきます
こちらは食事だけで、ドリンク類は境内で別途用意があります
南僧坊
こちらでも、ご朱印などを授与していただくことができます
入り口前には蓮池があります
大門坊
弘法大師空海が25歳の時に矢田山に登られ、不動明王を図写され、三大秘密教門院と命名された寺院
境内には、中興の行海満空上人の供養塔があり、また、山門の西側に立つ石仏、十三仏像には「秀光」の刻字があり、
豊臣秀吉の弟豊臣秀長の後室光秀尼が秀長の供養のために造立したものと推定されているそう
こちらでも、多数のご朱印などの授与があります
念仏院
たくさんの朱印や重りなどの授与品、金平糖などのおやつが用意されています
矢田寺のゆうてえやあ
山門をくぐって、入山料を納めると、ゆるやかながらも、長い階段が続く、段差は低く、歩みやすい階段です
中腹からはと言え、残りの階段は、もうほんの少し
登りきると絶空の景色に会える
本堂までまっすぐ続く道の先には、矢田山より高い構造物はなく、青い空が屋根のように広く続く
あじさい以外にも見るところがたくさんあります
急がず、ごゆっくり参拝してくださいね
アクセスマップ
電車でお越しの場合
近鉄電車 郡山駅
JR大和小泉が最寄駅よりバスで矢田寺駅下車
各駅よりバスにて矢田寺駅下車
車でお越しの場合
カーナビ検索すると、矢田寺大門坊で表示されます
矢田寺のWEBより、「矢田町3506」でのお越しが、道路事情が良いとこのとです
駐車場案内
駐車場は道路の左右に数カ所あります
画像左手の北側駐車場さんが、一番広く、最後の駐車場です
参道での屋台では、お腹の足しにしてくださいね
フード類やおやつ類などがあり、屋台は多くありませんので直感を信じてください
よい旅をお楽しみくださいね
ぎゃらりぃ
矢田寺では、一脚、三脚の利用不可です
長い階段ですので、ご注意ください