パワースポットというワードや、奉拝のご朱印をいただくことがブームになり、お寺や神社に訪れる方も増えてますね。
少し前まで神社仏閣巡りなんて言うと、ジジババ扱いでしたが、外国人観光で京都=日本のイメージから、インバウンドの相乗効果が、日本人にも神社仏閣観光が見直され、影響されたようですね。
温故知新。
日本人が代々大切に守ってきた神社やお寺を巡り、功徳を重ねながら、次世代に紡いでいきたいと思います。
お守りとお守り袋
授与品
奉拝の証にお守りをさずかる方も多いと思います。
授かったお守りは、参拝した主祭神の依り代です。
お守りを持っている事で、家に帰っても、出かけても、いつも神様が寄り添っていただけるのです。
おうちに置いておく場合は、神棚や仏壇に白い布を用意して、その上に置いておくのが良いでしょう。
お守りは買うものではありません
お金を使う=買う のではない。
神様の依り代(お守り)を授かる為に納め、授かるものです
授かったお守りは、一年お守りいただき、古いお守りはお返しし、毎年新しいお守りを持つことが一般的です。
神様の依り代を毎年新しいものにして、お迎えするという習わしによるものです。
お守りの返納方法
旅に出かけ、遠方でお返しに行けない場合は、郵便で受け付けておられるところもあります。
古札納所にお返しする。
お住い近くの氏神様にお返しする。
小正月のころ(正月15日)のどんと焼きで、お正月飾りやお札を焚き上げる。
などがあります。
お守り袋を活用する方法
ところで、お守りとは、お守り袋に入ってあるお札のことです。
一年間ともに過ごしたお守りに愛着が湧いたりしませんか、多くのお守りは、生地も厚く、しっかりした造りになっているものもあります。
お返ししないで、このまま持ち続けたい!
と思ったので、授かった神社に伺ってみました。。。
その解答は—
神様の依り代である、お札は、
お守り袋の中に入っているお札は、お返しください。
お守り袋は
持ち続けることも可能です
ご自由にご利用ください。
ということでした。
さっそく、財布に入れていた定期ICカードや、よく使うICカードと一緒にお守り袋に移し替えて使っています。
こんな感じです。
ICOCAカードなど入れてみると縦横ともに、ジャストサイズでした。
ちなみにこのお守りは、熊野本宮大社(和歌山県)で授与していただいた、和の守りです。
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼道と同じく、
「道(熊野古道)」が
世界遺産に登録され
世界中の人々が和合するように願いを込めたものだそうです。
お守りっぽくない斬新なデザインですが、漫画家の荒木飛呂彦先生によるものです。
(ジョジョの奇妙な冒険の作者)
工夫を繰り返しながら、使ってみようと思います。