広島の尾道からしまなみ海道を渡ったらならば
愛媛県の今治に抜ける手前の島、大島にある展望公園
亀老山展望公園
絶好の景勝地に建てられた
この展望台の素晴らしいところは
1メートルでも高いところからの眺望を
リクエストするのではない。
山のなかから展望所を設置し
自然な木々を表現しつつ、
展望部分を広くとっている。
展望所までの登りは、傾斜を少なくするために
なだらかで長い階段を幅広く設置し、
とっても開放的に散策することができる。
展望台は両端に分かれ楽しむことができる。
一方では、来島海峡大橋を望むことができ、
懐かしい有料望遠鏡が設置されている。
有料展望鏡を覗いていたのは小学生くらいまでかな。
なにか懐かしさを感じる。
もう一方では、すぐ近くに今治が見え、
島の端を見通すと、果てしない海が続く。
見える景色は違うので、感じ方もかわる。
ぜひ両端に立って、その展望を楽しんでほしい。
亀の石像
駐車場から展望デッキまでは、ほんの2,3分。
帰りになって気が付くのが、大きな亀の石像
そばには、亀老山の由来が書かれた立て看板がある。
今から約1300年ほどの前、、光り輝く黄金色の観音像を背負った大亀を、旅の風来僧が大島の海岸にある洞窟で見つけたそうじゃ。早速その観音像を持って、とある山に七堂伽藍を建立して崇拝し、それ以降この山は亀老山と呼ばれるようになったそうじゃ。
口調が変わったのは、由来の立て看板をそのまま引用させていただいた為です。
亀老山展望公園売店
しまなみ海道随一の呼び声高い展望台ですが
駐車スペースがそう広くなく
とめられる台数も多くないのと、道中の上り坂。
サイクルロードで来られる方々には、
達成感は半端ないものでしょう。
駐車場のすこし手前のところに
小さな展望スペースが設けられている。
写真家の故安藤喜多夫さんが吉海町に提案し
設置される事になったそうです。
展望デッキからの眺望とは異なり、
一段二段低い場所からの眺望もまた素晴らしい。
ゆうてえやあ
駐車料金は無料
駐車場から展望台の突端までまでは遅くても徒歩10分
24時間開放
しまなみ海道の観光に来られたなら、
ぜひこちらへの立ち寄りをお勧めします。