関西花寺として、池田市伏尾町にある久安寺
あじさい寺として境内に広く植えられています
関西花の寺第12番 久安寺
関西花の寺第12番 久安寺
あじさい寺としても有名で、大阪からは交通もよく通いやすい
あじさいの季節、特に有名で、参拝に心惹かれるのが、あじさいうかべ
あじさいの参拝シーズンが始まり、まだかまだかと待ちかねるイベントがあじさいうかべ
あじさいうかべ
楼門から、あじさいに挟まれるように進むと、楼門前の是足池があります
池には摘まれたあじさいが、あふれるように浮かべられています
実際、紫陽花の花びらが池の淵にペタッと張り付いているのが見えます
あじさい寺の久安寺の名物です
あじさいうかべは、6月中旬から月末を目安に実施されています
令和5(2023)年は、6月15日から7月2日(日曜)まで開催されていました
ペットの参拝も可能で、おめかして集まったペット達もあじさい浮かべで記念撮影しています
紫陽花が浮かんでいるので、カメラを潜らせてみました
水中から見上げるアジサイも日光に透かされてきれいです
本堂
あじさいうかべのすぐ隣にお手水があります
お清めをし、戻り詣りにならないように、鐘楼で鐘を心静かに撞き余韻のうちに、参拝のご挨拶です
御影堂
実は、あじさいうかべがあった池から手水舎横から山側に登った御影堂から本堂にも繋がっています
弘法大師空海が祀られている御影堂から、三十三所堂を通り本堂まで参拝することも出来る
西国三十三所は関西三十三所の札所で祀られている観世音菩薩を供養するものです
途中ある渡り回廊などは自由に通ることができるので、「珍しい体験がきる」というのかもしれませんね
ここ御影堂は、空海が数カ月滞在中に、使われたそうです
三十三所堂の外側
御影堂から階段を降りず、三十三所堂側に進むことができます
こちらでも、通路を挟むように紫陽花がたさくさん咲いています
境内のあちらこちらで、写生を楽しむ方が多くいらっしゃいます
バン字池
本堂を脇道に沿って、普供養の庭をぐるっと回り込むと、バン字池に出ます
そのまま池の奥の庭園を進むことができ、日陰を進みます
池の中央には舞台の拵えがあり、多数の鯉の艦隊に歓待をうけます
足音でよって来るようです
水際でトントンしてみてくださいね
休憩所
本堂とバン字池の横、通りを挟んで細長く、屋根と腰を掛けるスペースが用意されています
その奥、隣に空海の像が安置されており、鬼瓦が並べられています。
鬼瓦の表情が豊かで眺めていて楽しいですよ
仏塔
一番奥に立派な仏塔があります
中には涅槃像が設置されています
仏塔の外、頭側と足もと側に沙羅の木が植えられてあります
沙羅の花は、平家物語の冒頭部分にある、沙羅双樹の花です
あまり見ない珍しい花ですね
久安寺のゆうてえやあ
大阪からは、訪問しやすい久安寺
電車でも車でも便利です
駐車場は無料で、数カ所あります
お昼前後は混雑しますが、回転が速いです
ごゆっくり参拝してくださいね
オオカナダモ
本堂の正面右側にある側溝と、一段下の池でギッシリ咲いています
梅花藻(バイカモ)とよく似ていますが、要注意外来植物でとってもバイタリティがあるそうです
水中にカメラを入れてみたところ、茎がぎっしり茂っていて入ることは困難でした
ちなみに、米原市にある、醒井の梅花藻(バイカモ)の画像がこちらです
水中から見上げ、水面に鏡面したバイカモです
見比べると、似て…ないですね
よい旅をお過ごしください
他にもアジサイが楽しめるところ