日本三景
天橋立は日本三景のひとつです
宮城県の松島町にある、小島に茂った松林の島々の景観
広島県の廿日市市にある、厳島神社と周辺の景観
そして、京都府の宮津市にある天橋立を形成した砂嘴(さし)の一帯
天橋立
京都府の北部にある、今も伸び続けている白砂青松の珍しいビーチ
足利家に統治されていた室町時代(1336-1573)に活躍した雪舟作の天橋立図(国宝)が有名
天橋立を渡りながら、天橋立をたのしむ
天橋立は白砂青松の松林が続く砂利道
知恩寺の参道から廻旋橋(90度旋回する橋)をわたって約3km続く
渡り進むと、元伊勢 籠神社(もといせ このじんじゃ)に続く
知恩寺の参道横の方向から渡ってみました
古本市で入手したもので、お土産屋さんにはないと思います
天橋立を歩いて渡る
廻旋橋を渡り、続く砂利道に並ぶ松林
名前がついている松もあり、松の伸び具合を楽しみながら進んでいく
天橋立神社
10分程進むと左手に見えてくるのが、天橋立神社
八大龍王が祀られています
神社に向かって左側が参道となっていて、先に進むと鳥居と船着き場の跡がある
ここからさらに5分ほど進むと、右手に曼殊沙華(彼岸花)の群生地がある
見応えのある松を左右に見ながら、松林を進む
この先は、天橋立の対岸
フェリーやボートで渡った場合、船着き場がありここに着きます
先を進めば、元伊勢 籠神社(このじんじゃ)に着きます
天橋立 四大観
さて、天橋立を渡ってみると、白砂青松が続く道
道の真ん中を歩いても両側に海を見ることができるのは、珍しいかもしれませんね
すこし離れたところから見ると、よく見たことがある天橋立を見てきました
飛龍観
京丹後鉄道 天橋立駅からも近い、天橋立ビューランドからの眺め
天橋立の画像として、一番よく目にする構図かもしれません
股覗きをすることで、龍が飛んでいるように見えることから、「飛龍観」と呼ばれているそうです
この景色は、リフトかケーブルで上がってすぐに見ることができる
まずはこの景色を見ると、ビューランドは遊園地にもなっているので、お子さんから大人まで楽しむことができるアトラクションが揃っています
からかけ投げ、メリーゴーランド、観覧車、ブランコ、射的、アーチェリー、天橋立プリン、、、などなど
オススメのアトラクションは、飛竜観回廊
人が動くたびに、やんわり右に左に揺れている所がオススメポイント
お帰りは、リフトで一人乗りがオススメ
昇竜観
笠松公園からの眺望
この時は丁度花火が上がるという事で、夜に訪れました
通常は、リフトのライトアップや花火はしていません
夏季から秋季の週末日にイベントとして実施されています
天橋立の通り沿いにもライトアップもされています
夜景で分かりにくいですが、写真上部に天橋立が映っています
松林が右上がりで並んで見えることから、竜を連想し右上がりの竜という事で、縁起の良い昇竜観と呼ばれています
笠松公園が股覗きのはじまりとされています
こちらには、観覧車などのアトラクションはありません
広いレストランとハートのモニュメントがあります
また、成相寺へのバスが出ているので、こちらから参拝することも出来ます
みやづBAY花火
7月から10月の週末祝日の特定日に、花火が開催されています
約5分間(75発)で、天候により時間が変わること(少雨待ち)がありました
詳細はコチラ、天橋立観光ガイドのWEBページを参照してください
雪舟観
雪舟の水墨画で、「天橋立図」が書かれた時代に、上空から天橋立を見下ろした構図は、想像できなかったでしょうね
獅子崎稲荷神社からの景色は、その構図に近いそうです
頂上まで登ると社と東屋があり、見下ろすと眺望はとても良いので、行ってみるのもよいですよ
東屋には、雪舟の天橋立図の銅板が飾ってありました
奥に社があります
頂上の東屋からの一枚
東屋から奥の社に向いて右側に、天橋立が見えます
(季節によっては、草木が伸びて見えないかも?)
一字観
前日が降雨とあって、濃厚な雲海が広がっていました(朝8時過ぎの様子)
中央付近が途切れているように見えますが、天橋立が横一文字に見える眺望です
展望台からの眺望
奥の広場には展望台があります
広く天橋立を望むことができます
濃厚な雲海が広がっていて、数分ごとに晴れたり雲海が広がったりを繰り返していました
宿泊施設
公園内には宿泊施設として複数のロッジがあり、天橋立の一字観を、全部屋から眺めることができるようです
一度利用してみたい立地ですね
内覧は伺っていないので、WEBをご覧になってください
天橋立 四大観のゆうてえやあ
さて、いざ観光してみましょうとした場合、車でお越しの場合は、一カ所ずつ回っていただけますが、電車、バスなど天橋立駅で降りる場合の移動手段をご紹介します
大内峠一字観公園から望める一字観が少し離れていて、天橋立駅から車で15分程度かかります
運が良ければ?雲海に包まれる、天橋立が見えるかも?
訪れたこの日は、雲海がとっても濃くって、なかなか晴れませんでした。。。
彼岸花を探しながらの旅でしたので、ワンカット撮っています。
天橋立の四大観観光方法
旅行の醍醐味となる移動手段はまず、陸まわりと海まわりのふたつがあります
徒歩か自転車と観光フェリーやジェットボート
どちらも、天橋立駅から知恩寺横にある知恵の輪付近にあります
天橋立を渡る方法
徒歩で往来する方が圧倒的に多いです
約3kmですので、ゆっくり景観を楽しんでいただくのも良いですね
ちょと時間を急ぎたい場合は、レンタル自転車の利用が便利
京都丹後鉄道 天橋立駅をベースとした場合
下記の順番に回るのがよいでしょう
①獅子崎稲荷社 雪舟観 自転車
②天橋立ビューランド 飛龍観 自転車
③天橋立笠松公園 昇竜観 自転車
④大内峠一字観公園 一字観 クルマ
天橋立ビューランド/飛龍観 地図
〒626-0001 京都府宮津市文珠
TEL 0772-27-0032
獅子崎稲荷社/雪舟観 地図
〒626-0065 京都府宮津市獅子崎49
無人なのでTELデータはありません
天橋立笠松公園 地図
〒629-2242 京都府宮津市 字 大垣 75
TEL 0772-27-0032
大内峠一字観公園 地図
〒629-2263 京都府与謝郡与謝野町弓木3211
TEL 0772-46-0052
日本三景の天橋立
ぜひごゆっくりお楽しみくださいね
笠松公園から近い、成相寺からの天橋立はこちらからドウゾ