七種山の七山神社前にある七種の滝は落差72m

七種山自然公園(なぐささんしぜんこうえん)

七種山

七種山(なぐささん)
標高683メートル、落差72メートルの滝があり
山頂では弘法大師(空海)が修行したと伝えられる。

1300年前に編纂された播磨国風土記によると、奈具佐山との歴史が表記されている山。
七種山に字が改められたのは、あたり一帯が飢餓に陥った時に、この山に住んでいた川人から、7種類の種(大麦・小麦・大豆・あわ・ひえ・米)を、与えられ難を逃れたことが由来。

兵庫県下八景、観光百選に選ばれている。

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福崎町青少年野外活動センター

まずはここから。

入山する前に、福崎町青少年野外活動センターに立ち寄り、入山を伝え案内地図をいただきましょう。
クルマでお越しの方は、こちらで駐車されるのがよいでしょう。

もう少し奥まで進むことができますが、道中狭く一車線交差です。
山道をバックで進むことができるテクニックがない方は、こちらに停めて進みましょう。

七種山 金剛城寺旧山門

金剛城寺(こんごうじょうじ)
創建597年
ご本尊 十一面観世音菩薩
新西国三十番札所

福崎町青少年野外活動センターの案内所の方に確認して、クルマでの入山者が少ないなどの情報があれば、ここまで車で上がることができます。
道中、対向車両が来ないことを祈りながら進みます。

駐車スペースが3台程度分の広さがあり、きれいな最後のトイレがあります。
山中にトイレはありません。

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八大龍王 八龍破地大神

少し歩くと鳥居が見えてきます。
雰囲気いいですね。
木々に囲まれた、鳥居。橋。そして滝。
入るとさっそく滝があります。

虹ケ滝

かわいい滝。
橋の上からの一枚。
前日までに数日雨の日があったので、水量もあります。
もっと水量があれば、滝つぼあたりに虹が見えるのかな?

ところどころに木漏れ日が射し、小川が流れる横に作られている
小道を通って登ってきます。
濡れ落ち葉も多いので、足元を注意しながら進みましょう。

石段だったり、木の根だったり、落ち葉が敷き詰められている小道だったり。
右に左にくねくねと、上ります。

雄瀧に着いた!
と思ったら、見上げるとまだ上があったので展望台かな?
と思いのぼるとありました。

七種神社

七種神社(なぐさじんじゃ)
七種山の七種の滝の横にあるから七種神社?
聖徳太子の名を受け、高麗の高僧慧灌(えかん)が滋岡寺という寺号で創建されたそうです。
滋岡というのは、先に七種を与えたという、滋岡川人(しげおかせんにん)です。

神社に着くと先客のおいちゃんに、「いらっしゃい」と声を掛けられる。
朝から山頂まで登り、お弁当を食べて帰るところという、地元の方に声をかけてもらいました。
おいちゃん、達者(元気)ですね。

この日、落差72mを楽しむには少し水量が足りないという七種の滝。

神社の左側から展望台となっています。
雄瀧の展望

神社横は丁度、中腹あたりになるので、72mの全長は山頂から雄瀧を見下ろせる眺望ががおすすめだそう。
下から見上げても全長を楽しめます。
画像ではわかりにくいですが、立て看板の右側に流れがあります。
もちろん、水量があるときはかなりの迫力になるそうなので、滝つぼには注意です。

神社から山頂までの道のり

山頂への通路は、神社横から入り、さらにのぼります。

山門の横に書いてあった案内板には、神社から「約30分」とありました。
神社横の案内板には、「約50分」とありました。
山頂から降りてきたおいちゃんが言うことには、「40分」ということです。
片道の目安時間です。

今回は、すでに燃料切れ(ハラペコ)でしたので、登頂は諦めました。
お弁当があれば、神社周辺でいただくことができる広さ充分。
あ!トイレもゴミ箱もないですよ。
ゴミは持ち帰りましょう!

頂上には、「つなぎ岩」と呼ばれる、高さ17m幅5m縦に割れた巨岩があり、ここで弘法大師が修行したとされています。
見てみたいな。

ここからさらに登頂を目指す方にー。
軽装での入山は危険です。
服装や飲料など準備を確認してください。

下から見上げる雄瀧

訪れる前3日ほど雨の日があり、この日はそこそこの水量ということです。
もう少し降雨があると見ごたえがある滝を望めるらしい。

アクセス

福崎町青少年野外活動センター
兵庫県神崎郡福崎町田口700-1

播但線 福崎駅からタクシーで5分ほど

周辺情報

ゆうてえや

  • 滝の水量を期待するなら
    数日中に降雨があった日を選びましょう
  • 水量によっては、滝つぼなど近寄らない方が良い
  • おすすめ登山日は曇り
  • 服・靴・飲料は適切装備であること
  • 複数の登山コースがあります。
    (福崎町観光協会のHPをご覧ください)
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