沙羅の花 慶聖寺 関西花の寺第八番
應聖寺
應聖寺(おうしょうじ)
創建650年ごろ
御本尊:聖観世音菩薩、薬師如来(奥之院)
天竺の高僧、法道仙人により開基された、兵庫県神崎郡福崎町にある天台宗のお寺。
関西の花寺 第八番札所
一年中花を楽しむ事ができるお寺。
中でも沙羅の木は、本堂や境内、涅槃の庭などに配置され、広い敷地の随所にたくさんの花が約200本植えられてあります。
さすが花寺。
沙羅の木?
平家物語の冒頭部分
祗園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず
唯春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ
偏に風の前の塵に同じ
ここに出てくる娑羅双樹が沙羅の木です。
ご覧になったことはありますか?
こちらが沙羅の花
沙羅の花羅の木は、1本の木に複数の花をつけます。
沙羅の花は朝に咲き、夕方には花を開いたまま散る、沙沙羅の木に咲いた、沙羅の花を見るのも奇麗ですし、開いたまま散った沙羅の花たちも、木のあしもとで開花を続けます。
これもまたみごとです。
沙羅の開花の見ごろ
下の写真が沙羅の木です。
まだつぼみが多く、1輪咲き
翌日には2輪咲き・・と徐々に増えてきます。
そんな沙羅の花が見ごろを迎えようとしています。
1輪、2輪と咲き出した2019年の見ごろは、6月20日ごろではないでしょうか。
少しずつ花が咲き始めています。
(2019年6月16日の開花状態です)
應聖寺には、樹齢300年を超える沙羅の大木があったのですが、1996年(平成8年)に樹命を終えました。
今は大木の子供たちが大きく育っています。
沙羅の花は、例年6月下旬ごろを見ごろとしています。
ご本堂から
中央の木が、沙羅の木です。
(今はまだつぼみです)
咲いてキレイ、散っても奇麗な、眺めが楽しめると思います。
涅槃の庭
應聖寺の前庭には、涅槃像があります。
体の部分には、数種類の花衣が添えられてあり、季節によって異なる衣をまといます。
その四方にも、沙羅の木が植えられています。
涅槃像の前には、蓮池があり、蓮の花はきれいに花を咲かせています。
数色の花をつけています。
花の撮影に気を取られ、入水されることはありませんように。
境内散策
名勝應聖寺庭園
應聖寺では、
別室にて県指定文化財の名勝庭園を楽しむことができます。
今回は伺わなかったのですが、お抹茶と和菓子をいただきながら、今しか楽しめない四季の景色を楽しんでくださいね。
アクセスマップ
應聖寺 兵庫県神崎郡福崎町高岡1912
クルマをご利用の方
中国自動車道 福崎ICから10分程
電車をご利用の方
JR播但線 福崎駅から4km程
應聖寺周辺のおすすめのお食事処
- 幟(のぼり)
- 寿(ことほぎ)
- ピッツァ リア ダ フィオーレ
ゆうてえや
- 沙羅の花を見られる場所は多くありません。
- 沙羅の花の見ごろは、毎年6月下旬ごろ
- 入山料は200円
- 庭園拝観料は500円で抹茶
お菓子付き(應聖寺庭園(江戸初期・県指定文化財)