砥峰(とのみね)高原 広大な高原一面を覆う金色のすすきには笑顔になれる

砥峰高原

広く、反りあがる丘の斜面に群生するススキを、下から見上げると高低差も、遠近の距離感もわからなくなる。

遠くに見える、動く何かを注意深く見上げると、先に入っている観光客の人たち。
そう思ったとたんに、高低差や距離に気づく。

広さを想像するなら、砥峰高原の広さは約90ヘクタール。
甲子園球場が約4ヘクタール。
さらに、高低差もあれば、その広さは想像しきれない。
上の画像の奥の方、頂上付近まで散策コースなっている。

ススキは長いもので、人より高い2メートル程度
見上げるススキの草原に分け入ってみる。

砥峰(とのみね)高原

砥峰高原

高原内は入場無料の為、切符窓口はなく24時間開放されている。
往来自由な空間。

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散策ルートは2つ

右回りと左回り。

交流館の正面に、映画やドラマのロケ地となったことを示す看板がある。
その左側をまっすぐ土の道を進むのが右ルート。
まず展望台を目指し、一周するルート。

交流館前の道路を左側に進み、アスファルト道路から入っていくのが左ルート
まず東屋を目指し、一周するルート。
1周約3kmで90分程度の道のり。

今回は右回りルートで展望台までをご紹介

砥峰高原

そう大きな池ではないけど、青空に白い雲が池に映えている。
風も強いので、形や場所を変えながらススキの横
池の上を走る景色は見ていて楽しい。

この横を抜けて進んでいく。

砥峰高原

丸太階段を登っていく。
ゆっくり登っていくといいが、写真を撮る場合、邪魔にならないよう端に寄ろう。

見下ろすと、ススキが風で左右に揺れているのが見える。
柔らかくゆさゆさ揺れるススキをみると、さっそく気持ちイイ。

 

砥峰高原
砥峰高原

ススキをかきわけながら少しずつ進む。
道が曲がりクネルたびにススキの高さや、道幅が変わる。
天候により、ぬかるんでいるトコロもある。

見上げても見下ろしても360°ススキ。
全方向ススキ。

ふと見上げて、ようやく見えてきたのが展望台。

砥峰高原
砥峰高原
砥峰高原

遥か遠くに見えるのがー
中央上部に小さく青っぽく見えるのが、とのみね自然交流館。
ちーさく見える。

耳をすませば聞こえてくるのがー
とのみね自然交流館の館内で販売しているのでー
「野菜の○○がお買い得です!」
という案内放送。

戻って行ってみると売り切れていたけど。。
ギリギリ聞こえる。

影が見えるという事はー
さて、手前が影になっていることに注目して欲しい。
展望台は山頂近くにあるけれど、頂上ではないので、陽が傾くと影ができる。

砥峰(とのみね)高原のおススメの観光時間帯はー

あさイチ!
ということになる。

登りながら見下ろした一面のススキ。
一面のススキに夕陽があたり、一面がオレンジになるのも奇麗だろうな。
と思いながら登っていたのに。。

一面を照らすのはあさひ。
ということなので、常連の観光客はあさイチに訪れる。
昼前に着く観光客と入れ替わりになるから、駐車場の入れ替えがある。

高原一面に朝日があたるのは見られなかったが、夕陽がオススメになることに気が付いたのでご紹介。

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ススキの撮影は斜陽がオススメ

ススキは太陽に向かい、逆光で撮影する。

ススキの一本一本は細い。
色付いた花が咲くわけでもなく、緑の葉があるわけでもない。
登り道の道中、目線にあるススキを撮影すると、隣のススキや、その奥のススキにまぎれてしまう。

太陽を背にすると、白いススキに影がつく。
青空を背景にすると、細いススキの穂が浮き上がって映る。
コツは見上げて撮影すること。

順光じゃあダメってことではないよ。
子供もペットも見上げて撮影してみよう。

とのみね自然交流館

砥峰高原

施設の奥半分が、階段状になっている。
休憩や食事をしながら、ひろく群生するススキを眺めることができる。

大階段からのパノラマ風景

砥峰高原

とのみね交流館屋内では、いくつかの地元野菜が販売されている。
押し寿司は少量あるが、お弁当というのは置いていない。

お弁当を持参するか、すぐ隣にあるそば処か、入口に出店しているキッチンカー数台がある。

お弁当などを持参しない場合は、1時間程度の混雑は想定しておこう。

平家 そば処 交流庵

平家 そば処 交流庵

4~6人席テーブルをアクリル板で仕切り、店内20席程。
入口から並んで、注文した料理が出てくるまでの待ち時間は1時間程度。
席が埋まっていれば、すぐ外の階段になっているところも絶景。

そばにてんぷらのセットが人気。
そば以外にもたくさんのメニューがあるが、自然薯のコロッケは特におススメしておきます。

ちなみに、こちらのお店の窓からの景色。

平家 そば処 交流庵

外席でもいただくことができる。
食後に食器は、中にもどしてくださいね。

駐車場

とっても広い駐車場

なかなかのおしゃれでキレイな駐車場。
広い駐車スペースが高原前までに数カ所ある。
クルマの出入りは頻繁にあるので、そう待たずに入れる。
駐車係のおじちゃんが数人いるので、指示に沿いましょう。

ススキのこの時期は、駐車代500円が必要。

アクセスマップ

〒679-3104 兵庫県神崎郡神河町川上

ゆうてえや

砥峰(とのみね)高原で精いっぱい楽しむための事前準備。
お弁当とおやつ情報です。

寺前楽座 ”まちの灯り”

道中、播但線長谷駅横の踏切を通っただろうか?
すぐ横にあるのが、寺前楽座 ”まちの灯”
時間があれば、覗いてみてほしい。
なんともかわいいお弁当が販売されている。

ススキの探索に時間を当てたい方は
お弁当の持参がオススメ。

ヤマザキYショップ

村営 ふれあいマーケット 長谷店

おいしい豆大福はいかがでしょうか。
砥峰高原の道中のおやつにも。

星見にも砥峰高原

とのみね自然交流館は17時で閉店。
街灯以外、サーチライトなどのあかりはない。

ということで
星空を楽しむ天体観測スポットとしても有名です。
大階段にゴロンと寝転んで、空を見上げるのもなかなかなもの。

足元用のライトは必ず各自用意しましょう。
たのしんでくださいね。

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