酷暑の中、涼を求めたのは、奈良県天川村のみたらい渓谷。
山の水は、澄んでいてホントに冷たい。
足首までつけただけで、ひやっこいのが脳天まで届く。
みたらい渓谷

まずは吊り橋を渡ってみましょう
ちょっと神秘的な理由から、先に光の滝を目指す。
そこそこの高さがある吊り橋を渡ると、山の散策道が始まる。
木陰の中を進む道はかなり涼しい。
キツイ日差しを気にせずゆっくりと進むことができる。
首にタオルと片手に扇子にリュックで、もうかんぺき。

道はコンクリートで舗装されている、というところが、ないということはないが。
ほぼない。
土の道を進みます。
夏のこの天候。
青い空から降り注ぐ直球の日差しが緑の木々が茂りで遮られ、風に揺られて木漏れ日のきらめきを見上げてもきれい、道沿いの日陰にも動く木漏れ日が何気に涼しく感じる。
ほんとは、まーまー暑く、汗を拭きながら歩いているんだけどね。
沢沿いに、木漏れ日道を進む。
10分も進むと少し開けたところに出る。
岩のくぼみに沢の水が溜まり池のようになっている。もちろん常時入れ替わる水はとってもきれいで、めっちゃ冷たい。
足首までつけるだけで、全身が涼を感じる。


ひと息ついたら、もう少し散策してみる。
もうここで充分と思えるかもしれないけど進んでみる。
目指すは光の滝。
少し進むとせり出した展望所のようなところがある。大きな岩と木々を望むことができる。

あともう少し、進んでみる。
気が付かないうちに光の滝と書かれた石柱と光の滝を通り過ぎていた。

ドーンと開けたところに出る。
奥の方に泉がみえるので、目指していってみる。

奥まで進むと、大きな岩のくぼみに山の水がたまったプールになっているところがある。
ここでも足をつけたかったが、足が短くて届かない。
というか、岩肌のカーブが急で、落ちるか眺めるかという選択になる。
ま、足が短いのは間違いないが。
見ごたえありの眺望だと直感的に感じ、ちょっと頑張ってみてみた。

光の滝がどこにあるかというと、広場の手前、すぐ左側。
こんなに奥ではなく、手前スグのところ。
キレイな滝は目に入る。
まさにここが光の滝。
実は、もう少し大きな滝を予想してたから、スルーしちゃってた。
光の滝

ぜひぜひ午前中に楽しんでほしい。
岩山から流れる光の滝を眺めるのに光が欲しいから。
午後になると、渓谷が狭いため、光が差し込まなくなるんだ。
吊り橋を先に割った理由がコレ。
岩にあたり跳ねる水しぶきに光が入りキラキラときれい。
その水しぶきが吸い込まれる、滝つぼの青も光の入り方で、色々な青がきれいに見える。
虹もかかっていたけれど、画像では確認できない。
神秘的というほどの理由でもなかったかな。

登山ならば、ここから洞川(どろがわ)まで続くが、ここでいったん下山を選び、下の泉に戻りました。
駐車場下の渓谷
駐車場の横にある階段でとんとんと降りていくと、大小の岩がゴロゴロとあり、砂地は見当たらない。海辺ではないからね。
沢もほんとうにキレイで冷たい、肩まで入ってもすぐに出てくることになる。

白い大きめの岩の上に陣取って、雰囲気を楽しむのが一番の醍醐味かな。
陣取れればちょっとうらやましい。
頭上の鉄橋
いい天気だとお天道さんを見上げると、頭上に鉄橋が見える。
上からも見てみたいな、行ってみなければ。

平らな木の板が敷いてあるので、落ちそうになる感覚もなく、ゆっくり渡ることができるし、渓谷を眺めることも出来る。
ゆうてえや
みたらい渓谷で楽しむための情報
命にかかわる暑さ
天気予報で表現される暑さが続いていますが、沢を登っても、くだって沢につかっても、とってもひんやり出来るみたらい渓谷
未経験の方はぜひ楽しんでみてください。自宅に戻っても、ひんやりを思い出されますよ。
到着時間と駐車場
一つ目のチェックポイントとしては、アサイチ到着を狙って出発すること。
なぜかというと、駐車可能台数がどうにもこうにも少ないから。
これまでだと、休日でも昼過ぎまでは空いてる時があったそうだが。。
そう、コロナ禍の規制による3密制限で海水浴場が軒並みクローズ。
それじゃあってことで大混雑になってしまったと、現地のおねえさんも困惑気味。
到着はなるはやで、土日は9時だと遅いくらいな感じがおすすめ
注意事項
自動販売機は沢に入るとありません。
トイレもありません。
駐車場に併設されている小屋にあるだけです。
しっかりスッキリ準備して行きましょう。
昼食は、定食屋さんがありますが席数を減らして営業中です。
洞川温泉まで出れば数軒ありますよ。
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