1990年に国際花と緑の博覧会(花の万博)が
開催されメイン施設の一つであり、
今も継続して花を楽しむことができる。
鉄骨総ガラス張りで採光がよく、
館内を回っていても明るい。
咲くやこの花館
建物はスイレンをイメージした形になっており、
建物前にある水場にはスイレンが咲いている。
(もちろん季節による)
館内では、さまざまな花を楽しむことができるように、
温冷調整がされている。
10月でも、35度を超す日が続いているが、
こちらでは快適に過ごすことができる。
受付を過ぎて左側から植物園が始まる。
熱帯エリアで、ザ・植物園の雰囲気から
通路は広くゆっくり進みながら
見て回ることができる。
この時は、刺激スパイス展が開催される前に伺ったので、
体験できず・・ww
希少種のご案内
見慣れない植物が多く、一つずつ見ていくと、
ウツボカズラ(食虫植物)も希少に見えてくる。
木々、草花など、本当にたくさんある種類の中から、
素通りできない希少種をまずご案内。
ギンケンソウ(銀剣草/シルバーソード)’Ahinahina
絶滅危惧種
ハワイ諸島とヒマラヤの山中にしか
自生しないと言われる高山植物。
1990年の花の万博の際に展示され、
いまでは輸出入が禁止されているため
日本では唯一、
咲くやこの花館でのみ見ることができる。
特異な環境で生きていくための工夫となった
銀色の葉には、高山植物であるため、
紫外線の影響を受けないよう、葉は丸く筒状になり
水分を逃がさず、付け根に水分が集まるよう、葉が密集している。
数十年に一度、花をつけ、
花が咲き終わり種を残すと立ち枯れる。
まるく尖った葉を、ショートボブのようにかわいく丸まり
そろった様子が展示されている。
その奥に、高く突き出て白くなった株がひとつある。
それが奥で立ち枯れたギンケンソウ
枯れていてもその姿を残されている。
本当に見慣れない植物ですが、
そのようにガイドを受けると神々しく思えてきます。
メコノブシス
青いケシの花
こちらもギンケンソウと同じく
高山地帯で展示されている花。
開花に至ることが少なく、
開花の状態で鑑賞できることが稀とのこと。
青と紫のホログラムのような花がきれい。
ケシの花ですが、麻薬は作れませんとのこと。
安心して鑑賞することが出来ます。