獅子にらみの藤

獅子にらみの藤 浦江の了徳院は芭蕉も語る杜若

獅子にらみの藤
獅子にらみの藤

如意山 了徳院

如意山 了徳院
如意山 了徳院

如意山 了徳院(りょうとくいん)

真言宗東寺派

ご本尊は、漁師によって引き上げられた

十一面観世音菩薩と伝えられる

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獅子にらみの藤

獅子にらみの藤
獅子にらみの藤

ちょうどご本尊の守護に左右に鎮座する

獅子と狛犬の横、境内の中央に藤棚があります

藤棚の横に獅子がいる構図は

他の藤棚ではあまり見ない構図で

立派な藤が育つのを楽しみにしていました

2022年の、のだふじは

獅子にちょっかいを出すほど、立派に育ちました

獅子が藤を睨んでいるようにも見えますね

楽しみにしていた構図です

撮影:2022/4/22

浦江の杜若

芭蕉も詠んだ杜若
芭蕉も詠んだ杜若

境内には、池があり弁財天が祀られており

池から身を乗りだす龍も立派

池の周りには杜若が数株あり

5月のGW前後に見ごろを迎える

浦江の杜若は、江戸時代から有名で芭蕉も訪れ

句を読んでいる

芭蕉杜若句碑
芭蕉杜若句碑

杜若 語るも 旅の ひとつ哉(かな)

池の左側にある、句碑です

桜の季節には、桜の下にあります

秋にはもみじも楽しめます

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野田藤

野田藤
野田藤

江戸の頃、藤棚などはなく

大きな木に巻き付いて咲いていたようです

野田藤と山藤やの藤と区別されたのは、明治になってから

植物学者の牧野富太郎先生によって調査され

地名を取ってノダフジと命名されました

昭和に戦禍によって消失したのだふじ

先に株分けで寄贈していた九州から

株分けを戻してもらい

藤家の援助を受け徐々に回復している

現在では、のだふじの会(市民団体)が中心となり

保全育成活動を広く行っている

のだふじの会

水路に恵まれた大阪

 

古くは難波八十島と呼ばれる程たくさんの島々があり

現在の大阪市福島区のあたりは、海辺沿いだった

道頓堀、桜川、心斎橋などと呼ばれる地名が残り

日本の台所と呼ばれた大阪中央卸売市場が発展した理由は

陸路より水路で舟を使い、運搬を行った方が早く発展した

大阪には迷路のように水路に恵まれていたことによる

よし野の桜、高尾の紅葉に並び

名所とされるようになったのは

淀川の流れに運ばれた藤の種が流れ着き

立派に咲いたようですね

菅原道真公が京都から大宰府へ左遷を命じられた際にも

大阪天満宮(北区)や天神社(福島区)を経由しているのは

陸路ではなく、海路の船旅であったと考えられる

ゆうてえやあ

大阪駅から環状線でひと駅、福島駅が最寄り駅

朝日放送があり

飲食店が所狭しと展開れているエリアで

食の楽しみも期待できる

藤井壮太名人により注目されている

大阪将棋会館もある(移転予定)

昭和の初め頃、なんばの心斎橋よりも人通りが多く

栄えていた地域にあります

ふじの花の楽しみ方

ふじの花のたのしみ
ふじの花のたのしみ

ふじの花は、ツタが伸びて、ツタから垂直に花が咲きます

ふじの花の見ごろは、4月下旬からGWにかけて

ふじの花は、梅桃桜のように葉は伸びず

見頃を過ぎると豆ができます

ふじの花の香りもよく

花の近くに寄っていただければ楽しめます

ふじの色は、むらさき色が多いですが

しろ色やもも色もあります

ふじの花ならではの撮影

ふじの花は、真下から見上げてみると

独特の形状を見ることが出来ます

思い絵として、一枚いかがでしょうか

ふじの花の楽しみ方
ふじの花の楽しみ方

スマホで撮影する場合

花の下から自撮りに変えて撮影すると簡単です

福島区の花はのだふじ

福島区の花
福島区の花

福島区の区の花はふじの花

JR東西線内の新福島駅と海老江(えびえ)駅は

福島区にあり、構内にはこの藤棚の画像が使われています

ふじの花 ぜひ楽しんでみてください

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