大阪で、えべっさんゆうたら今宮さんや
こちらの画像は、十日えびす開催前、年末の準備段階。
神社をぐるりと囲むように櫓が組まれていて、わくわく感がある。
本番ではどうなるのかな。
※十日えびす・・・「とおかえびす」と読み
毎年1月9日、10日、11日で実施されている。
今宮戎神社
大阪市内で、通称ミナミ(旧大阪市南区が由来)よりも、もう少し南にあり、天王寺の少し上にある神社。
通天閣や日本橋という、コテコテの大阪文化が残る、開拓されず今も変わらない、なにわ文化が残るエリアにある。
商売の町、大阪では数多くの企業の協賛もあり、庶民に近いお店に馴染みがある親しみやすい神社。
本殿参拝
まずは、本殿の参拝から。
もはや賽銭箱では収まらない、本殿の半分がぐるりと回り込むように、広く賽銭を受け入れられるように設けられてる。
本年も、えぇ商売ができますように。と拝む。
福笹選び
まずは、福男さんが配る笹を選ぶ。
今宮戎には、福娘だけではなく福男もいる。
笹は無料でいただけるが、配られた笹をただ受け取るのではなく、笹の枝ぶりや、葉の色など、アレコレとこだわりながら
コレや!と思う笹を選んでいく。
ということで、受け取ってもらえない笹もある。
笹の大きさはどれも、ほぼほぼ同じ。
笹に飾る縁起物を選ぶ
まだ飾りがついていない笹が目立つのは、これから縁起物を飾り付ける順番待ちの笹たち。
早い者勝ちということでもなく、ただただ早く縁起物を早くつけたいと、はやる気持ちは笹にこめられていく。
縁起物はいくつかのブースで分けられ、授与されているものの、ほぼほぼ同じ縁起物が並べらている。
並べられた縁起物から好みで選んで、笹を渡すと取り付けてもらえる。
希望を伝えれば取り付ける場所も指定できる。
今年一年飾る笹。
じっくり作り上げていく。
並ぶ参拝者の多さと、縁起ものの減りの早さに差があるのは、単に本殿からの距離や場所や位置だけではない。
ブースに福娘がいるか、いないか。
この差は、結構大きい。
今宮戎神社の福娘
福娘も大阪の文化の一つと言えるが、すべてのえべっさん(神社)で募集されているわけでもない。
今宮戎神社では、毎年9月ごろから、翌年1月のこの十日えびすの3日のために、福娘の選考会が開催されている。
例年3000名程度の応募から、50名程度の福娘が選ばれる。
近年では、各業界への登竜門ともなっている。
満面の笑顔で縁起物をつけてもらい、ズッシリしなる笹を受け取る。
もう、福まんぱい。
ゆうてえやあ
大阪でも活気あふれるえべっさんの十日えびす。
雰囲気を楽しむだけでも福を授かることができる活気。
ルート案内
電車利用の場合は、
たくさんの路線から訪れることが出来る。
大阪のどこからでも、立ち寄ることが出来る、いいところにある。
〒556-0003 大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6−10
大阪メトロ 堺筋線 (茶色) 恵比寿町駅
大阪メトロ 御堂筋線(赤色) 大国町駅
南海電鉄 高野線 今宮戎駅
JR 環状線 新今宮駅
良い福を授かってくださいね。